製品情報

◎　切断砥石は砥粒の材質によりＡ、ＷＡ、ＧC、Ｃ等の区別があります。
Ａ、ＷＡは同じアルミナ質ですが、ＷＡの方が上質で切れ味がよろしいです。
ＧC、Ｃは炭化硅素砥粒でＡ、ＷＡよりは硬度が高く上質です
◎　砥粒の大きさ（粒度）によって下記の数値が示されます。
粗←　　60、100、120、220、320　　　→細
◎　砥粒の結合度は下記の様なアルファベットによって示されています。
軟←　　Ｋ、Ｌ、Ｍ、Ｎ、Ｐ、Ｑ、Ｒ　　　→硬
◎　製品ラベルに記載されているBの表記は結合剤のレジンボンドを表す記号です。

一般に硬い材料には軟い砥石が、軟い材料には硬い砥石が適しているといえます。
硬い材料の場合には、砥石の減りが早くて常に新しい砥粒面（研削面）が接するもの（粒が
粗くて軟結合もの）がよいと云えますが、硬くてもろい材質には砥石の減りが少ないもの
（細かい砥粒で硬い結合）が良いことになります。
一方、軟くてねばい材質のものには粗い砥粒の方が目づまりを起こしにくいので良いとされます。